普段着の文章

物部俊之 日誌 「私はこう考えますけど、あなたはどうですか」




日本はクジラ虐殺やめよ=IWC脱退再考求める—米紙 を読んで思うこと

日本はクジラ虐殺やめよ=IWC脱退再考求める—米紙 を読んで思うこと
時事通信 / 2019年1月1日 16時41分
https://news.infoseek.co.jp/article/190101jijiX541/

日本という国は、出来得れば、他国から尊敬していただけるような位置におりませんとかなりきつい。貿易立国だとか申している国は、他の国と深刻な諍いは避ける方がいい。
鯨について、これはもう絶対に譲れないという事情があるならまだしも、鯨そのものを食べたことがないし、という人の方が多い中、また、鯨以外に食べるものがないんだという切迫した状況にあるわけでもなく、ならば、IWCを脱退する方が理にかなっているかどうか、利にかなっているかどうか、少し考えればわかることで、居残って、IWC内部でぶつぶつ言っている方が断然よいわけだ。
多分、国民の多くがそう思っている、少なくとも鯨を食べた記憶のない人たちはそう思っているととしてもそれほど不思議ではない。
国民の意思と政治家の行動の齟齬は、お互いの断絶によるものであり、国民は政治に無関心であり、政治家は国民の言葉に無関心であるところに起因する。


この状況を打開するには国民、私的には市民と表現したいのですが、日常の世界において、政治を自由に語ること、くらいかなと思っていたりします。

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38歳、女性右翼活動家がアメリカと断固闘い続ける理由 を読んで

組織、それも上下関係による組織というものは、上の考えを下が追認する、そのためには、下の頭の中をからっぽにして、上の考えを詰め込む、これは全体主義が広まっていく様子を示すものだけれど、記事の女性は、上の考えを受け入れるために頭の中を空っぽにすることを拒絶し、自分で考えたのだなぁと思います。

38歳、女性右翼活動家がアメリカと断固闘い続ける理由
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/56511?page=1

記事抜粋開始
"コワモテ"をイメージさせる装いだが、上半身を包むトレーナーには「米国の正義を疑え!!」という文字がプリントされている。
記事抜粋終了

米国の正義を疑えというのは、言い換えれば、首の上にのっかている、その自分の頭で考えてくれ、ということだと思いますけれど、これは鶴見俊輔の戦後大学人へ向けての批判と通じるものがあると思います。

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日本人は悪い

ETV特集「アイヌらしく 人間らしく〜北海道150年 家族の肖像」を見る
[2018-12-16 00:17]

ETV特集「アイヌらしく 人間らしく〜北海道150年 家族の肖像」
http://www4.nhk.or.jp/etv21c/x/2018-12-15/31/19072/2259648/
私が小学生だったのは、もう半世紀近く昔のことですが、自分自身の性格形成に大きく影響を残しています。
中学に入るまで、私はなかなかのいじめられっ子でした。
ですから、この年になってもです、いじめられる人、排除されようとする人、傷つけられる人達に親近感を少しばかり感じます。威嚇する側に立つことはできません。
「アイヌらしく 人間らしく〜北海道150年 家族の肖像」

私がアイヌ民族に関心を持つ、その大本にあるのも、その子供の頃の経験が影響としてあると思います。
勤めていた会社を辞めた後、北海道に行ったのも、アイヌの萱野茂氏に会ってみたいと思ったからであり、実際に少しお話をさせていただけたのも、今となっては、私の大切な思い出です。

私は日本人であり、アイヌのいうところの和人でありますが、和人ってのは、なんて悪い奴なんだろうと思っています。

(だって、アイヌの土地を奪い、生活を奪い、文化や言葉まで奪ったのですから。)

もちろん、いやいや、そんなことはない、立派な人もたくさんいるよとおっしゃる方も多いでしょうけれど、それでも、日本人、和人って、なんて悪いやつなんだろうと言いたいし、その時の和人には私自身も含まれていますから、私はなんて悪い奴なんだろうと思います。

しばらく前から読んでいた「戦時期日本の精神史」鶴見俊輔著 岩波現代文庫 によりますと、日本人のそれは、この鎖国性にあると書いています。
これは、いわゆる江戸時代の鎖国政策をしめしているのではなく、日本の島国という特徴、つまり四方を海に囲まれ、その海が国境を形作り、かつ、外からの外国が攻めてくるという認識が薄いことで生じた鎖国性、それから生み出される、モノの見方や受け取り方を示しています。私は難しいことはわからないし、表現するのも下手なので、この本はぜひとも、たくさんの人に読んでもらいたいなぁと思っています。
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渋谷区が先駆けるマクロン政治 弱者締め出し、公園を大手不動産会社に貸付 を読んで思うことなど

渋谷区が先駆けるマクロン政治 弱者締め出し、公園を大手不動産会社に貸付 を読んで思うことなど

2018年12月31日
http://tanakaryusaku.jp/2018/12/00019365

区役所がそれを出来るというのは、それをしても自分たちが困るほどの批判は来ないだろうと確信しているからだろうなぁと思います。区民の比較的多くの人が、区役所の行為を支持まではしなくとも、内心では受け入れているかもしれない。
つまりは、自分の近くに、公園でしか生活できない人たちにいてもらいたくない、ということです。
ただ、その社会を受け入れるということは、うっかり一度落ちてしまったら、頭の上に蓋をされて這い上がれないということです、仕事の失敗もあれば、病気で働けなくなった、それが即弱者締め出しとなり、追い出されていく側に立つということです。
そうなる可能性が多くの人にある、その可能性に思いが至らない、想像力の欠如と自己評価の欠如によるものかもしれません。

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ジュースの自販機からおつりが多めにでてきた

ジュースの自販機に150円を入れた。130円の珈琲を買う。おつりが10円玉5枚、50円ありました。

さて、と考えて、30円をおつりの出口に戻し、財布に20円を入れて帰る。

別に真面目だからそうしたわけでもなく、気が弱くて30円の窃盗という気分に耐えられそうになかったわけでもなく、警察に届けなきゃという心が清らかな善人であるはずもなく、いや、そもそも、私は悪人ではないのかと思い始めるこの頃ではありますが。

つまりは拾ったお金をそのまま戴いてしまう社会と、過剰に反応すること無くお金を戻しておく社会とどちらが住み良いかという選択をした結果、後者を選んだということです。

いまの社会の有り様は、目先のお金をがしっと取るべきなのだという常識、それを選ぶことによって生まれてきたと思っています。 原発にしてもそうですが、原子力は一歩間違えればとても危険なものであるけれど、少なくとも自分たちが生きている間は大丈夫だろう、数十年先はわからないし、大変なことになっているかもしれないけれど、いますぐは問題なかろう、という前景があればこその選択で、反対しなかった、しきれなかった私たちはその企みに与していたと言われても仕方がない。 この悔恨から、いまとこれからと、ずっと先のこれからを見ていく時に、とっくに来ていたのではと思っていたりします。 正当ではない30円を拒絶したのはそういう気分からのものでした。

整理していたら、ターシャ・テューダの本が出てきた。こういう生活をしてみたいなぁ

http://tasha-movie.jp/

2018.12.31
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逃げるな

[2018-12-14 23:30]
東名あおり運転「危険運転」認め懲役18年 求刑23年より減軽されたポイントとは?
https://www.fnn.jp/posts/00400870HDK

この事件で取り沙汰されていること以外について、私が思うこと。

石橋被告がそもそも萩山さんの車を高速道路で停車せしめた原因はサービスエリアにて、自身の違法駐車を萩山さんに注意されたことにあります。これに逆恨みをし石橋被告がこのような行為をしたということです。
多分、萩山さん以外の多くの人は、こんなところに車を停めるなんてと思いながらも素通りしていった、まっすぐに注意をした萩山さんは、このように殺されてしまった。
そこから得られる答えは、「面倒くさそうなことは知らないふりをしよう、すっと通りすぎてしまおう」 と、なるのではないでしょうか。
もしも、通りすがりの2、3人でも、萩原さんに同調して、石橋被告に意見をしていたら、萩原さんは死なずにすんだかもしれません、それとも、うっかり声に出さず通り抜けて助かったと思っている人たちが何処かにいるのでしょうか。
理の通らない無理強いを力や威嚇で通そうとする人たちは必ず一定数存在します。 それを仕方がないと認めてしまうと、とても生きずらい社会を招くことになります。
今回の事件は、こういった「するべきことをするべきときにしない」ことによって、社会が狂いだしていく、それを如実に表わしていると思います。
「大衆の反逆」オルテガの名著ですが、この本は第一次世界大戦の終った頃のヨーロッパでの社会論ですが、いまの日本と重なるように思えます。
http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480082091/
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対全体主義

日本最古の現役学生寮、京都大学・吉田寮の住人に「寮を追い出されようとしている本当の理由は何なのか?」を聞いてきました。
https://gigazine.net/news/20181207-yoshidaryo-interview/

これは、横の関係の世界に縦の関係が侵食しようとしている、一例だなと思います。吉田寮を護ることが、全体主義から民主主義を守ることにも繋がるなぁと思いました。
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